看護師転職を成功させるために1ステップ目はスケジュールを把握すること。
転職スケジュールを知っておけば、転職成功率を上げられます。

ざっくりと把握するだけでも、効果あり!ざっくりとでも見ていってね
転職スケジュールを把握するべき3つの理由


転職する時にスケジュールを把握するべき理由は、
の3つあるので、それぞれ解説します。
転職成功率を上げる
数ある転職先の中から、最終的に働く場所は1つ。
1つに選択する中で、重要になるのが判断力です。
判断を誤らないようにするには、
- 十分な情報収集
- 適度な緊張感
が大切です。
転職のスケジュールを把握したら、いつまでに何をして、何を決めるべきかかが明確になります。
行動と決断が明確になれば、的確な判断ができるようになります。
円満退社ができる


退職する時に気になるのが円満退社できるかということ。
円満退社するためには、就労規則に従って退職する必要があります。
就労規則に従って退職するのであれば、転職スケジュールもそこに合わせなくてはいけません。
スケジュールを把握せずに行動すると就労規則を確認し忘れて、円満退社が難しくなります。
有給休暇をもらいやすくする


現在、働いている職場に退職予定日より事前に辞めることを伝えたら有給をもらいやすくなります。
事前に退職するのを伝えられたら、スタッフの調整も検討しやすくなり、あなたが休める環境を整えてくれる可能性が高くなります。
1日でも多く有給休暇取得できるように転職のスケジュールを知っておきましょう。
看護師転職スケジュール


転職スケジュールは、
になります。
①就労規則の確認【1〜3日間】


転職したいと思ったら、まずやるべきは就労規則の確認。
退職する場合、辞める何日前までに上司に伝えなくてはいけないかを確認してください。
職場に就労規則が記載されている書類があるはずです。
分からなければ、仲の良い同僚か上司に書類のある場所を確認しましょう。



吹き出し〜就労規則より早く退職できないの?
労働基準法の退職2週間前までを守っていれば、法的な問題は生じません。



でも、就労規則を守って辞めた方がメリットは大きいよ
就労規則を守って退職するメリット
- 円満退社ができる
- 円満退社ができる
- 1つの職場をやり遂げたという自信につながる
特に③は、看護師を続けていく上で大切になります。
健康上の問題など特段の理由がなければ、就労規則に従って退職日を決めるのをおすすめします。
実は僕が就労規則を書類で確認したのは3回目の転職のみで、
- 1回目~毎年9月になると師長から「退職希望者は今月中までにお願いします」と言われていた
- 2回目~市役所保健師を辞めると決意したのが5月で退職日は来年3月31日と決めていた
- 3回目~家族の事情での急に転職を決めたので就労規則を書類で確認
1回目は既に就労規則を知っていて書類を見る必要がなく、2回目は退職する10カ月前に上司に辞めると伝えたので就労規則はチェックしませんでした。
就労規則を既に知っていたら、ここは簡単にクリアできますね。
②転職の土台作り【1~3日間】
転職の土台作りについては、別記事で解説します。


僕の場合は1日ですぐに土台が作れました。
転職の土台はワークライフバランス。
2度の転職を経験して、何が自分にとってストレスなのかが既に明確になっていたので土台作りには時間はかかりませんでした。
人によっては給料、退職金、立地、ワークライフバランスなど迷う可能性があるので、余裕をもって1~3日間で設定しています。
③転職先の情報収集【1〜2ヶ月間】
転職先の情報収集は、転職活動において最も時間がかかります。
転職の土台に合わせて働く場所を絞っていき、転職先の評判も確認していくので、少なくとも1ヶ月間は見ておきましょう。
看護師転職サイトを上手く活用できれば、より効率的に情報収集ができます。
▶おすすめの看護師転職サイトについては別記事でまとめているので参考にしたください。





吹僕は条件が絞られていたから1週間程度で情報収集は終えられた
ワークライフバランスで働きたかったので、
- 行政職以外で保健師
- 精神科単科の病院
のいずれかへの転職を考えていました。
地方移住に伴う転職だったので、条件を絞ると転職先は3つしかありませんでした。
ここから、精神科単科病院に絞って情報収集をしたので2週間しかかかりませんでした。
働く職場が多い都市部などは、冒頭で説明した1カ月以上をイメージした方が良いです。
④履歴書の作成【3日〜1週間】
履歴書作成には、
- 証明写真の用意
- 履歴書内容の記載
- 履歴書内容のチェック
などの工程があり、詳しくは別記事で解説します。


手書きかパソコンの作成、転職先候補の数にもよりますが、3日間〜1週間は見ておきましょう。



看護師転職サイトを利用すると履歴書のチェックをしてもらえるよ
筆者の場合、転職先は2つに絞られていたので送る履歴書は2通。
どちらも一般的なものを送付して欲しいと言われたので、コンビニで購入しました。
履歴書に書く内容を考えるのに2日間、履歴書を埋めるのに1日間。
手書きだと間違えたらイチからやり直しだったから、意外と時間はかかりました。
⑤面接対策【2日~1週間】
事前の面接対策をしておけば、本番で緊張せずに自分らしさを発揮できます。
自分らしさが発揮できれば、採用してもらえるのはもちろん、転職先とあなたの相性が良いのかも判断がつきやすくなります。
▶面接対策については別記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてください。


質問対策を考えた後、声に出すシュミレーションを含めると少なくとも2日間は必要になります。



シュミレーションをして面接対策を調整すると1日で終わらすのは厳しかった
⑥転職先の比較と内定承諾【1日~1週間間】
面接が終了した後、内定承諾の連絡が来ます。
確認方法については別記事で解説しています。
すぐに内定承諾するよりも、しっかり比較検討をするべきなので1日以上はかかると考えて下さい。


僕の場合は、面接を受けたのは2つのみでどちらも内定承諾はもらえました。
どちらもワークライフバランスは実現できる職場だったので、給料や社風などを比較するのに3日間はかかりました。
⑦退職【1週間~2週間】
内定がもらえたら退職希望を職場に伝えてください。
スムーズに退職する方法については別記事でまとめています。


病棟師長に報告後、看護部長や事務長などの連絡が行き退職が承諾されます。
中には引き止めにあって、時間がかかるケースも珍しくないため、1週間は見ておきましょう。
僕は全部で3回の転職を経験していますが、いずれも1週間程度かかりました。
引き止めには合いましたが、上手く対応したのでこじらせずに退職できたと思います。
まとめ~損しない転職活動を進めよう


現在の職場から脱出したくて、なんとなく転職情報を見て退職するのを伝えてしまうと後々損をします。
転職スケジュールを把握して転職活動を進めれば、
- 理想の職場を見つけられる。
- 円満退社や有給休暇が取れる
というメリットが得られます。
せっかく転職するからには、あなたらしく働ける場所を見つけましょう。
次回の記事で看護師転職に最も大切な転職ステップ2を解説します。
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