
看護師からいじめられて職場に行きたくないよ…
先輩ナース、お局看護師、師長。
自分よりも強い立場の看護師からいじめられると、ナースを続ける自信を失って、どうして良いかわからなくなりますよね。
僕自身、新人の時に先輩看護師から無視されたり、冷たい態度をされたりしましたが、現在はいじめを受けずにイージーに働けています。
僕の経験も踏まえながら、いじめから脱出するための方法を解説していきます。
意地悪看護師のいじめから脱出して、自分らしく働くきっかけを作りましょう
看護師の世界はいじめが多い?


看護師はいじめが多いと聞きますが、本当にそうなのでしょうか?
実際に調べて見ました。
いじめの定義
同じ職場の看護師から受けている嫌がらせが、いじめに当たるかは気になるところ。
いじめの定義を調べると、児童が対象になっていました。



じゃあ、意地悪看護師の嫌がらせはいじめではないの…?



職場のいじめはハラスメントとして定義されているよ
ハラスメントとは、「嫌がらせ」や「いじめ」行為を指します。職場においては、上司や同僚の言動が本人の意図と関係なく、相手を不快にさせたり、傷つけたり、不利益を与えたりすることで、就業環境を害する行為が該当します。
引用元:厚生労働省 職場におけるハラスメントとは
つまり、同僚看護師によって傷つけられてしまい、働きにくい職場と感じたら、ハラスメント(いじめ)に該当します。
いじめの割合
看護師のいじめに関する調査で、以下のものを見つけました。
m3.comというサイトで、1735名(看護師82名、開業医224名、勤務医723名、歯科医師45名、薬剤師417名、その他の医療従事者244名)に対してアンケート調査が行われました。
アンケート調査結果をわかりやすくグラフで作成すると、


現在いじめを受けている人(30.5%)と過去にいじめを受けた人(36.6%)を合わせると67.1%。
看護師に2人1人以上がいじめを体験しており、他の職種と比較しても多いのがわかりした。



同じ医療職と比較しても看護師はいじめが多いんだね



看護師にいじめが起きやすい理由があるのを証明するような結果だね
看護師の人間関係でいじめが多い理由5選


看護師の人間関係でいじめが多い理由は、
などがあり、それぞれ解説します。
①女性中心の職場
看護師の人間関係でいじめが多い理由として大きいのが、女性の職場だからということ。
女性の脳は協調性を大切にしたり、失敗に対する不安感を強く抱いたりするようにできています。



みんなが忙しく働いているのに、なんであの子だけ座って記録しているの?



え、インシデント?今までのやり方を変えられたら、私が手順を間違えるかもしれないでしょ…
と思うのは、個人の性格だけでなく女性脳の傾向が出ているからと言えます。
さらに人は悪口を言うと脳からドパミンが出るため、無意識的に快感を感じるようにできています。
新人看護師、転職したばかりの看護師は周囲から目立ちやすく、失敗も多くなりがち。
看護師は女性の多い職場であり、仕事の失敗、気が使えないなどをきっかけにいじめが起きやすい傾向にあります。
②人員不足による過酷な労働環境


忙しいという字は「心が亡くなる」と書きますが、過酷な労働環境もいじめが起きる理由の1つ。
患者さんに対して看護師の人数が不足している現状があり、厚生労働省も看護師を増やす施策に取り組んでいます。
看護師の仕事はチーム制。
1人でも看護業務ができない人がいれば、メンバー全体でフォローしなくてはいけません。
人員不足で通常業務が回らない中、フォローしなくてはいけない看護師がいる。
先輩ナースのイライラがたまってきたら、フォローされる看護師はいじめの対象にされやすいです。
③責任重大な仕事
失敗が許されない責任重大な仕事をしているのも、いじめが起きやすい人間関係を作っています。
適度なストレスであれば脳は良いパフォーマンスを発揮できますが、ストレスが大きすぎると不安を抱えてイライラしやすくなります。
- 詰所内にワークシートやペンを置き忘れる
- 点滴スタンドを元の場所に戻していない
- 記録を元の場所に戻さない、電子カルトを閉じ忘れる
などの小さな失敗でも、強い口調で批判してくる看護師もいます。
責任重大な仕事をしていれば、小さな失敗でも気になる人もいるでしょう。
小さな失敗が多いナースは、職場の看護師からいじめを受けやすくなります。
④看護師の技量に関係なく給料が決まる


優秀な看護師が、成長過程のナースをいじめるケースがあります。
その原因の1つが、給料。
ほとんどの病院や施設では、勤続年数で給料が決まり、看護師の技量は給料に反映されません。
勤続年数で給料が上がる理由は、昇給があるからですが、昇給額は少ないケースがほとんど。
役職のついていない中堅看護師と新人看護師では、月収の差は大きくないのは珍しくありません。
月収の差があまりないのに、業務量が違いすぎるのに強い不満を抱く看護師がいます。
同じ中堅看護師でも、抱えている業務量が①~⑥で変わってきます。
技量の高い看護師ほど業務を任されることが多くなり、仕事を多く抱えがち。
仕事を多く抱えた看護師の中には不満が大きくなって、自分より業務ができていない看護師をいじめてしまうケースがあります。
⑤看護観の違いで批難されやすい


看護観の違いが原因で、いじめが起きることもあります。
看護をする上で軸となるのが看護観。
看護師同士で看護技術や知識レベルを高め合って同じ水準に近づけられますが、看護観を統一するのは難しいです。
例えば、
- 患者さんと関わる時間を増やすのが良い看護
- 患者さんに1人で考える時間を与えるのが良い看護
という2つの看護観があった時、それぞれで行う看護は異なってきます。
どちらが正しいという答えはありませんが、お局看護師や力のある中堅看護師の意見が優先されるのは珍しくありません。
病棟内で力のあるナースの看護観からずれた看護をすると、いじめの標的になりやすくなります。
看護師のいじめ体験談


僕の体験談の他に、同じ職場の看護師からいじめを受けたケースがないかを調べました。
中には、ひどいいじめもあったので気になる方はチェックしてください。
看護師長のいじめ
看護師長がいじめをすると、職場全体がいじめを許容する雰囲気になり、被害者は辛い思いをしているケースがありました。



先輩看護師ならいない時もあるけど、師長は必ずいるから辛さが増すね…
お局看護師のいじめ
師長でもないのに、我が物顔で職場をしきっていじめを繰り返すお局看護師。
そんなお局看護師からのいじめに困っているナースは少なくないようです。
先輩看護師のいじめ
先輩看護師からいじめの標的にされやすいのは、新人や転職したばかりのナース。
周囲から評価されている先輩看護師からいじめを受けると、より一層辛い気持ちになるナースもいて、個人的に共感できる内容でした。
僕が受けた看護師からのいじめ
僕がいじめを受けたのは、新人看護師で働いていた病院。
病棟の主戦力である中堅看護師2名(Aさん、Bさん)から、
- 他の新人と比較して明らかに冷たくされる
- 挨拶を無視される
- 相談しようとしたら避けられる



毎月、夜勤でペアにならないかとヒヤヒヤしながら勤務表を見ていたよ…
勤務に支障がでるほどのいじめではありませんでした。
というのも、他の看護師からはいじめを受けていなかったからです。
それでも、AさんとBさんが僕以外の看護師と笑顔で話している姿を見て、



僕ってめっちゃ嫌われていない…?
と傷つきましたね。
めちゃくちゃ忙しい病院だったのが、いじめの原因として大きかった。
業務の落ち着いている個人病院へ転職後、いじめは受けなくなりました。
僕の経験を振り返ると、
- いじめを受けにくい職場を選ぶ
- いじめの標的にされないように行動する
の2点が大切だと思います。
看護師からいじめを受けた時の対処法4選の転職するで説明し、②は次章にて詳しく解説します。
看護師にいじめられない方法8選


看護師のいじめは予防が大切。
既にいじめを受けている場合も、いじめを少なくするきっかけにもなるため、参考にしてください。
①人間関係を把握する



僕はいじめられない方法の中で、人間関係の把握を1番大切にしているよ
看護師の人間関係でも、
- 意地悪でいじめをしやすいタイプ
- 仕事ができて周囲から尊敬されているタイプ
- ムードメーカータイプ
- 協調性を大切にするタイプ
などがいます。
職場内で①と②が誰なのかを把握するのが大切になります。
①タイプと適切な距離をとって、②タイプに嫌われなければいじめられません。
個人的な経験にはなりますが、①の意地悪でいじめをしやすいタイプは、
- 始めは優しい
- 働いて数カ月たってから急に冷たくなる
- 気分の変動が激しい
- 悪口や愚痴が多い
- 患者さんへの対応が威圧的
- もしくは患者さんに丁寧だが、同僚看護師にかなり厳しい
の特徴があります。
合わせて、看護師同士の会話にも耳を傾けてください。



〇〇さんの昨日の話聞きました?



え、また何かあったの?
意地悪でいじめをしやすいタイプだと予想していた看護師の名前が、聞こえてきたら要注意。
看護師の人間関係のキーマンを把握すれば、注意して行動すべき相手を理解できるため、いじめを回避できます。
②挨拶をする
社会人の常識である挨拶ができなければ、職場で目立つ存在となり、いじめの標的にされやすいです。



挨拶の後、会話が続かないのが嫌なんだよね…
と感じる方もいますが、会話は重要ではありません。
社会人の常識である挨拶ができるかどうかなので、相手に聞こえる声で挨拶しましょう。



僕は嫌われた看護師に無視されても挨拶は必ずしたよ
挨拶という常識ができるかどうかなので、会話は気にせず挨拶をしていきましょう。
③感謝を伝える
感謝を伝えられたら相手を良い気分にさせるため、いじめの標的になりにくくなります。



私はありがとうございますって先輩看護師に言えてるよ
という人は多いかと思いますが、採血や点滴以外でも感謝を伝えられていますか?
これと同じくらい大切なのが知らないうちにやってもらっている仕事に「ありがとう」と言うことです。
- 入院や退院準備
- バイタルサインなどの記録入力
- 看護処置の事前準備(点滴、採血など)
- 詰所内の整理整頓



僕は感謝を伝え忘れないように「〇〇さんにお礼を言う」ってメモる時もあるよ
知らぬ間に病棟やあなた、患者さんを思ってしてくれた仕事をした看護師に感謝の言葉を伝えると、いじめを受けにくくなります。
④姿勢を正しくする
名著「生き抜くための12のルール: 人生というカオスのための解毒剤」という本で、姿勢の重要性が書かれています。
背筋を曲げたらセロトニンが分泌されなくなり、ネガティブ思考となって敗者の雰囲気を出す。



僕はこれを知った時、いじめられない方法として姿勢を正しくするのも大切だと思った
先輩看護師、お局さんから注意を受けた時に、



(背筋を曲げて)すいません…



(背筋を伸ばして)すいませんでした。
では、後者の方がいじめを受けにくそうですよね。
いじめは自分よりも弱い立場の人がターゲットにされます。
姿勢を正しくするだけで、看護師からいじめられる可能性を下げられます。
⑤ホウレンソウ(報告・連携・相談)を上手にする


ホウレンソウができない看護師は、
- 患者に何をするかわからない。
- 勝手に失敗してみんなの業務を増やす。
- 1人の失敗が職場全体の問題になる。
などと周囲は感じるため、いじめを受けるきっかけを作りやすいです。
いじめを避けるためにホウレンソウを上手くしましょう。
ホウレンソウを上手くするコツは、結論ファーストで話すこと。
例えば、患者さんに点滴を入れて検査出しをする業務があるとします。



10時までに検査出しなのに…もう9時30分!ど、どうしよう点滴が入らない!
先輩看護師に助けを依頼するために、下記の順番で話すとします。
上手なホウレンソウは、先輩の反応が返ってくるのを待たずに結論から話しています。
しかも、先輩の業務で代わりにできるものがないかを確認しており、連携して業務をする意識が伝わります。
下手なホウレンソウは、先輩の反応が返ってくるのを待ったあげく、自分の行った過程のみを話しています。



10時に検査で点滴が入っていない!?それ早く言ってよ!
と言われても仕方がありません。



先輩へホウレンソウする前に「結論から」を意識するだけで、ホウレンソウは上手くなるよ
結論ファーストなホウレンソウにして、いじめられにくい看護師になりましょう。
⑥看護業務を積極的にする
- ナースコールや電話が鳴ったら積極的に取る
- 患者さんの家族対応
- 採血や点滴
など、ベテラン看護師でなくてもできる業務を率先して行えば、あなたを批判する人は少なくなります。
あなたを批判する看護師が減れば、いじめられなくなります。



自分の業務が終わらなくても率先して手伝うべき?



自分の仕事を終わらるのが大前提。可能な範囲で行おう
⑦悪口や愚痴を言わない
悪口と愚痴を聞くと、
- 愚痴を聞かされてネガティブな気分になる。
- 他の人に自分の悪口を言っていると思われる。
悪口や愚痴を言えば言うほど同僚ナースへの印象を落としてしまい、いじめられやすい看護師になります。
同僚から〇〇看護師と夜勤をやってムカついた聞いたら、



それは大変でしたね(汗)
程度にとどめておき、他人の悪口を言わないように注意しましょう。
⑧同僚看護師と適切な距離を取る
いじめられないように看護師全員から好かれようとすると、心身共に疲れてしまいます。
疲労がたまれば、
- 看護業務のミスが多くなる
- 人間関係に対してネガティブになる
- 同僚看護師に対する態度が悪くなっていく
などが起きやすくなります。
いじめられないために頑張ってきたのに、疲れた結果いじめを受けやすくなっては本末転倒。
同僚看護師とは疲れない程度に距離を取りましょう。
- プライベードで同僚看護師と無理して遊ばない
- 常にグループで一緒に行動しようとしない
- 決まった看護師だけと話さず、色んな同僚と話す



仲良しグループで行動しすぎると、人間関係のトラブル時にいじめが起きやすくなるから注意しよう
看護師からいじめを受けた時の対処法4選


既にいじめを受けているケースでは、前章のいじめられない方法のみでは、状況改善が難しいかもしれません。
そこで、いじめを受けた時の対処法も解説します。
①自分を責めない
看護師からいじめを受けた時に最も大切なのは、自分を責めないこと。



私はいじめられても仕方がない存在なんだ…
と思い込むと、いじめの悪循環から抜け出せません。


いじめが起きるのは、職場環境やいじめをする側の生育歴など様々な要素が原因でおきます。
いじめの原因を探すより、自分にできそうな行動を紙に書いていき、1つでも実践できれば悪循環から抜け出すきっかけを作れます。
②毅然とした態度をする
いじめを受けるたびに、落ち込むような態度を見せたら、いじめは繰り返されて、最悪の場合はどんどんひどくなるケースもあります。
意地悪な看護師は、



この子はいじめても何も言えないはず
と考えて、自分より弱い看護師を狙っていじめをします。
いじめに対して毅然とした態度で対応をすれば、いじめられる頻度も減っていくでしょう。
毅然とした態度をするコツは、
- いじめられたと考えない
- 嫌がらせを受けたことに反応しない
- 業務を押し付けられたら、自分がやっている仕事を伝えて今は協力できないと伝える
などの点を押さえておくと良いです。
③看護師長に相談
2019年5月にパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が制定され、企業はハラスメント(いじめ)対策に取り組むことが義務化されました。
※参考元:弁護士法人グレイス
いじめを受けている現状を看護師長に伝えて、職場で対策をしてもらうようにしましょう。
場合によっては、



考えすぎじゃないの?
といじめ問題を流されるケースもあるかもしれません。
師長が信頼できないようであれば、いじめを受けた内容をメモしましょう。
いじめを受けた日や時間、内容をメモしておけば、上司にいじめの詳細をしっかり伝えられます。
④転職する
看護師のいじめを解決する上で、最も簡単で効果が高いのは転職です。
転職すれば、現在の人間関係をリセットできます。
人間関係をリセットして、
- いじめの起きにくい職場で働く
- いじめられない方法を実践する
を行えば、看護師でもイージーに働けます。
①のいじめが起きにくい職場は、残業が少なく、休日もしっかり取れるところがおすすめです。
看護師長からいじめを受けた時の対処法


師長からいじめを受けた時、不安のあまり何も行動できないケースもあると思います。
まずは、不安な気持ちを落ち着けるのが大切です。
気持ちを落ち着けるコツは、客観的に物事を考えること。
自分の不安や考え方を客観視するために、信頼できる看護師に師長からいじめを受けている件を相談してください。
直接的な解決手段が見つからなくても、話す前と比べて気持ちはかなり軽くなっているはず。
気持ちが軽くなれば、師長のいじめに対する対処法も前向きに取り組めます。
師長からいじめを受けた時、大きく分けると
以上の2つのパターンがあるため、状況に合わせて選んでください。
現在の職場を辞められる場合


上司ガチャと呼ばれるほど、上司の良し悪しは運次第。
いじめの証拠を集めて、師長に仕返しする方法もありますが、かかるコスト(時間、労力、お金など)は小さくありません。
それであれば、退職する選択肢を選んだ方が賢明です。
師長に退職したいと伝える時は、
- ○月○日に退職したいと伝える
- 理由は師長の言動にあると話す
- これ以上、現職場で看護師を続けられないと伝える
②を伝える時は、いじめという単語は出さずに、



師長に○○をされて、悲しかったです。
と師長の言動と自分の気持ち、それが繰り返されて働ける状態ではないと話しましょう。
いじめという直接的な単語を出すと、師長が逆ギレするケースがあるので注意してください。



退職すると伝えて師長が態度を変えたら、働き続けるかを検討しよう
師長が「辞めさせない」と脅してくる可能性があれば、下記の記事を参考に即日退職ができるかを確認しましょう。


現在の職場を辞められない場合
奨学金、家族、健康上の理由などで現在の職場を辞めるのが難しい人もいると思います。
その場合は、
の手順を踏んで対処していきましょう。
異動希望を伝える
いじめをする師長の性格を変えるのは難しいです。
そのため、師長から距離を取るために異動を希望しましょう。
師長に異動を希望する時は、
- 師長のいじめについては触れない
- 業務量などを理由に働くのが心身的に辛いと伝える
- 落ち着いている科に異動したいと話す
という手順を踏みましょう。
師長のいじめについては「気持ち落ち込んでいるせいか、師長の助言や指示も気になって辛いことがあります」程度におさめておきましょう。



師長を刺激せずに異動できたらそれでOKと考えよう
もし、師長が応じてくれなければ、話は早めに終えた方が良いです。
いじめをするような師長を説得するのは不可能。
次の看護部長に相談するかいじめを外部機関に相談するをを検討しましょう。
看護部長に相談する
看護師長に相談で解説したのを看護部長にします。
看護部長から、師長への指導があったり、異動の指示が出たりするかもしれません。
師長も直属の上司である看護部長の指導や指示であれば、従うはずです。
いじめを外部機関に相談する
師長や看護部長と話すのに抵抗がある方は、外部機関に相談する方法もあります。
などがあります。
①はメール相談を24時間受け付けているため、手軽に利用できるのでおすすめ。
いじめを受けているつらい気持ち、対策について話ができます。
電話料はかかりますが、相談料は無料なので気になる方は利用しましょう。
看護師から受けたいじめを仕返ししたい!訴えるのは可能なのか?


いじめをする看護師に仕返しを考えた時に「訴えるのは可能なのか?」が気になりますよね。
労働問題弁護士ナビというサイトによれば、職場のいじめは法律で解決できる可能性はあるものの、ハードルは高いと解説しています。
その理由であげているのが、
- いじめの証拠
- 費用
の2点。
①はいじめの確固たる物的証拠、証言してくれる同僚看護師などを揃える必要があります。
②ですが、訴えるとしたら弁護士費用は50~100万円前後が想定されます。
勝訴できても、もらえる慰謝料相場は30~100万前後。
敗訴すれば、慰謝料はもらえません。



裁判に負ける可能性もあって、勝ててもお金がマイナスになるかもしれないんだ…



しかも、裁判をするための準備や時間というコストもかかるね…
仕返しという意味では、自分を追い込んだ職場を見限って転職するのを考えた方が賢い選択かもしれません。
まとめ~いじめられるのはあなたが悪いわけではない


いじめの原因は自分にあると考えてしまうと、いじめの悪循環にハマります。
看護師にいじめられない方法をベースに行動し、いじめを受けた時の対処法も参考にしてください。
看護師長からいじめを受けた場合は、解決法が少し変わるため師長からいじめを受けた時の対処法をチェックしましょう。
看護師はいじめが多い職種です。
しかし、環境によっていじめの起きやすさは変化します。
特に病棟の忙しさによって、残業が多くなったり、休みがもらえなかったりするようであれば、いじめは起きやすくなるもの。
いじめの起きにくい職場へ転職するのも検討しましょう。
この記事を読んで、看護師のいじめから抜け出して、自分らしく働けるきっかけを作ってもらえたら嬉しいです。
新人看護師は何かと目をつけられて、いじめの対象になりやすいもの。
看護師1年目の方に向けて、楽に働く方法を発信しているヤマヒロさんのラクラクナースもおすすめのブログです。
新人看護師の辞めたい時期を乗り越える7つの方法|相談するが重要は、新人看護師に見て欲しい内容なので、ぜひ参考にしてください。
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